海外からのアクセスを増やしたいけれど、日本語サイトのままだと英語圏のユーザーにとって少し分かりづらく、利用しにくいことがあります。

英語圏のユーザーは、日本のユーザーとは少し違った視点で「信頼できるかどうか」を判断します。

そこで今回は、英語サイトで英語圏のユーザーに安心感と信頼を伝えるための5つのポイントをご紹介します。

⚠️ ご参考までに:

本記事では、英語圏および日本のユーザーに信頼されるウェブサイトを作るための一般的なデザインの考え方をご紹介しています。ただし、プロジェクトごとに目的やターゲット、状況は異なり、文化的な好みや価値観も多様です。そのため、ここでの内容はあくまでヒントや参考情報としてご活用いただき、最終的な判断は各ビジネスの状況に合わせて行っていただければ幸いです。

japanese website

1. 言語だけでなくメッセージを明確にする

単に英語に翻訳するだけではなく、「何を」「誰に」届けたいのかをはっきりと示すことが重要です。

• 専門用語はできるだけ平易な英語にする

• 文化的な背景が必要な内容には簡単な補足説明を入れる

• キャッチコピーや見出しは短くわかりやすく

💡 ポイント:

機械翻訳ではなく、ネイティブや英語に慣れた人によるチェックを必ず行いましょう。

2. 実績とお客様の声を英語で紹介する

英語圏では「他の人の評価」が信頼の大きな根拠になります。

• 海外向けの事例ページや導入事例を用意

• 英語でのレビューやお客様の声を掲載

• 取引経験のある海外企業や団体のロゴを表示

💡 ポイント:

名前や写真が入ったレビューは信頼性が一段と高まります。

3. 信頼できる企業であることの証明

サイトに訪れた人が「この会社は安心できる」と感じるためには、重要な情報の分かりやすい表示が大事です。

• 会社概要ページを英語で用意し、所在地や連絡先を明記

• 海外対応可能な支払い方法や配送ポリシーを説明

💡 ポイント:

英語圏ユーザーは「連絡先がすぐに見つかるか」質問などのコミュニケーションを重視するため、こまめにメールやユーザーとのやり取りを心掛けましょう。

4. オープンで親しみやすい印象を与える

英語圏では、丁寧さと同じくらい「フレンドリーさ」も信頼の一部です。

• 笑顔の写真やチーム紹介を掲載

• お問い合わせフォームでは簡潔で温かみのある文章を使う

• SNSリンクを掲載し、日常的な発信も見せる

💡 ポイント:

フレンドリーさとプロフェッショナルさのバランスが大切です。

5. 英語ページのナビゲーションをわかりやすくする

英語圏ユーザーは、必要な情報にすぐたどり着けるサイトを好みます。複雑な構造や文字量の多さは、不安や離脱につながることもあります。

• 英語版のメニューは簡潔で読みやすくする

• 重要な情報を何回もクリックしないと見られない構造は避ける

• 見出しやレイアウトで視線の流れをつくる

💡 ポイント:

英語ページは「探しやすく、迷わない」構造にすることで、安心感と滞在時間がアップします。

おわりに

英語圏ユーザーの信頼を得るには、ただ日本語サイトを英語化するだけでは不十分です。明確なメッセージ、英語での実績紹介、重要な情報のアクセス、親しみやすさ、そしてナビゲーションの分かりやすさを意識してデザインすることで、海外の訪問者にも安心感を与えることができます。

小さな工夫の積み重ねが国境を越えたビジネスチャンスにつながりますので、興味がある方は是非試して見て下さいね。