「英語サイトは作った。でも反応がない」
「海外向けにしたい」と思って、英語のページを用意した。翻訳もした。デザインも整えた。 でも、問い合わせは来ない。反応もない。そんな声を、とてもよく聞きます。
• 海外向けにしたい気持ちはあるけど、判断の軸がない
• デザインは変えたけど、これで合っているのか分からない
• 誰に相談したらいいのかも分からない
もし、あなたが今ここにいるなら。まず、これだけはお伝えさせてください。それは、あなたの努力不足でも、センスの問題でもありません。多くの場合、つまずいているのは「英語」ではなく、その手前の設計です。
この記事では、海外向けサイトを考えるときに最初に整理しておきたい視点を、順を追ってわかりやすく解説します。今の状態を確認できる簡単なチェックリストもご紹介しますので、よければ自分のサイトに当てはめて挑戦してみて下さい。
⚠️ ご参考までに:
本記事で紹介している海外向けサイト作成の考え方やチェックリストは、私が日本のビジネス向けに多言語サイトを制作する経験をもとにまとめたものです。状況や業種、ターゲットによって最適なアプローチは変わる場合がありますので、ここで示した内容はあくまで参考としてご活用ください。
なぜ「英語にしただけ」では届かないのか
海外向けにする=英語にする そう思ってしまうのは、とても自然なことです。でも実は、成果が出ない理由の多くは言語そのものではありません。
💡 問題になりやすいのは、こんな部分です。
• 誰に向けたサイトなのかがはっきり分からない
• どんな場面で見られるかが想定されていない
• 日本向けと同じ前提で構成されている
➡️ 海外のユーザー(クライアント・お客様)は、あなたの背景も、文脈も、前提知識も全く持っていません。だからこそ必要なのが、「どう使われ、どう受け取られるか」まで含めた設計だと思っています。
海外向けサイトで、最初に考えるべき3つのこと
海外向けサイトを考えるとき、いきなりデザインや翻訳から入らなくて大丈夫です。まずは、次の3つだけを整理してみてください。
💡 1. 誰の「どんな不安」を解決するサイトか
海外のユーザーは、あなたのことを初めて知る人という前提で考えていきましょう。
• 何が分からなくて不安なのか
• 何を知れたら安心できるのか
➡️ 日本向け以上に、「はじめまして」の前提で考えることが大切になります。
💡 2. 日本向けとの「前提の違い」
日本では当たり前のことが、海外ではまったく伝わらないこともあります。例えば、
• サービスの仕組み
• 価格の考え方
• 連絡の流れ
➡️ どちらが正しい・間違いではなく、前提が違うだけ。そのズレを、どう変えていくかがポイントです。
💡 3. 信頼のつくり方(情報量・見せ方・言葉の温度)
海外向けでは、重要な情報は前に持ってくる。
• なぜこのサービスをしているのか
• 誰が、どんな想いで提供しているのか
• 実績や背景をどう見せるか
➡️ 信頼は、翻訳だけではなく設計と表現で生まれます。
海外向けサイト・はじめのセルフチェック
では、ここで簡単なセルフチェックをしてみましょう。
「できている」と感じる項目にチェックを入れてください。(まだの場合は、そのままでOKです)
私が多言語サイトを作る前に、必ず考えていることを簡単に説明します。
私が多言語サイトをつくるとき、「翻訳する」という感覚は、ほとんどありません。
💡 それよりも近いのは、「橋をかける」という感覚です。
• 日本の良さを、そのまま押し出しすぎない
• 海外に合わせすぎて、日本らしさを消さない
➡️ どちらかに寄せるのではなく、両方が無理なく行き来できる場所をつくる。私はこれを、「融合戦略」と呼んでいます。言葉・構成・温度感すべてが少しずつ調整されたとき、はじめて「伝わるサイト」になります。
海外向けサイト作成の流れを紹介します。
海外向けというと、「大変そう」「難しそう」と感じる方も多いですが、段階的で進めていくのがおすすめです。
💡 よくある流れは、こんな感じです。
• 相談・ヒアリング
• 頭の中の整理
• 設計(構成・考え方)
• 表現(言葉・デザイン)
• 公開・調整
➡️ 最初から完璧でなくていい。必要なところから、少しずつ整えていけば大丈夫です。
こんな方は、相談(話す所)から始めてみてください。
• 英語にしたけど、どこか違和感がある
• 海外向けにしたいけど、言語化できていない
• 「これでいいのかな?」と感じながら進めている
➡️ 明確な答えがなくても、問題ありません。むしろ、その状態で相談に来られる方が多いです。
終わりに
正解を急がなくていい。
海外向けにすることは、「正解を当てにいく作業」ではありません。
少しずつ、相手の視点を知り、自分の軸を見つけていくプロセスです。
もし今、立ち止まって考えているなら。
それは、ちゃんと向き合っている証拠です。
まずは、話すところから。必要なところから、一緒に整理していけたら嬉しいです 🌿
よかったら参考にしてみて下さい。今回も、最後まで読んで頂いてありがとうございます。また、次のブログでお待ちしております。